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作品詳細 本紙サイズ…各 横 6 × 縦 35 cm
総丈サイズ…横 65 × 縦 135 cm
明治4年(1871)矩子86歳
紙本
状態…少シミ・少オレ・少傷ミ

【印刷ではありません】
【真作】

近衛忠煕
江戸末期～明治の公卿。近衛基前の子。号は翠山。幕末期において公武合体派として活動し、妻興子が薩摩藩主島津斉興の養女であったこともあって薩摩藩と緊密な関係にあった。安政4年（1857）左大臣となるが、条約勅許問題を巡って関白九条尚忠と対立。また将軍継嗣問題で一橋派に属し、安政の大獄に連座して落飾謹慎する。のち赦免されて関白となるも公武合体の姿勢をとったため宮中の討幕派勢力に圧せられ、翌年関白を辞した。都が東京へ移ってからも京都に住み続け、明治11年になって明治天皇の度重なる要請に折れて東京へと居を移した。明治31年（1898）歿、91歳。

村岡矩子
幕末の近衛家の老女、勤王家。本名は津崎矩子。京都生。父は大覚寺門跡家臣津崎左京。寛政10年から近衛家に仕え、中臈を経て老女となり村岡局を名乗った。尊王攘夷派の近衛忠熙の信厚く、多くの勤王家と盛んに交流した。島津斉彬の養女篤姫（後の天璋院）が近衛忠熙の養女として江戸幕府13代将軍徳川家定に嫁いだ際、その養母役を務めた。西郷隆盛、勤王僧・月照、梅田雲浜らを援助して安政の大獄で捕らえられる。維新後は賞典禄20石を受け、郷里の京都北嵯峨野の直指庵を再興して余生を送った。明治6年（1873）歿、88歳。 【印刷ではありません】表記について 墨または絵具で書かれた作品と保証するもので、万が一印刷、巧芸品の場合、返品に応じます。（落札後1ヶ月以内） 【真作】表記について 所定鑑定人のある作品は、鑑定が外れた場合、返品をお受け致します。（落札後2ヶ月以内）
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